守り続けてきた伝統の製法
一晩水につけたもち米をヒノキで出来たセイロに入れて蒸しておこわ状に。それを杵で搗いてお餅にしていきます。その後1~2日かけて冷やし固めたものをあられ、おかきの形へ裁断。裁断後、適度な水分量になるまで自然に近い状態で乾燥をさせていきます。その日の気候・温度によって乾燥時間の調整をする等職技が光ります。
そうして仕上がった生地をあられの種類によって4種類の機械で焼き上げていきます。最終的な味付け、袋詰めを終える迄、長いもので約2週間かかるものも。機械の自動化が進む昨今で今でも昔ながらの伝統的な製法と手間、時間が美味しいあられを作る秘訣です。